イラン原油禁輸措置で1日1億3300万ドル損失。韓国は輸入再開。日本は?

イランの現在の原油輸出量は1日当たり110万バレル。
2011年の1日あたり平均の原油輸出量は230万バレル。
(ブルームバーグがまとめたアナリスト10人の予想中央値)

アメリカ主導で7月1日から行われているイラン原油の輸入禁止(原油禁輸)制裁。
イランは1日当たりの損失額が1億3300万ドル(約104億)に上っている。

イランの原油輸出は日量120万バレル(52%)減少しているため、
これまでの2012年の相場の平均を基に計算すると、損失額は1日当たり1億3300万ドルになるという。

このままなら、年間でイラン経済の10%に相当する480億ドルあまりの収入が失われる。

韓国は輸入再開?

一方で、韓国は早くもイラン産原油の輸入最下位を計画。
早ければ9月には輸入再開する。
もともと、韓国は、イラン産原油禁輸措置となる米法律の適用対象からは外れている。
しかし、EUが域内の保険会社にイラン産原油の輸送への保険引き受けを禁じたため、イランから原油を輸入できなくなっていた。
イランに対してイランのタンカーでの原油運搬をしてもらえば、保険をかける責任はイランに移行し、EUによる保険引き受け禁止措置をかわすことができる。

日本は?

日本は、イランにとって3番目の主要原油輸出国。
制裁によるイラン産原油の輸入停止を前に精製業者が輸入量を増やしている。
5月の輸入量は日量10万6162バレル
6月の輸入量は日量17万389バレル(81万2693キロリットル)
となっている。
しかし、保険の関係で6月初めから原油の積載を停止しており、7月はイラン産原油の輸入がゼロになる可能性が高い。

日本は輸入再開という話は今のところないようです。
これは、日本が世界に協調しているとかではなく、政治家さんたちが何も言わないからとも感じますが。

最近、徐々に原油が値上がっていますね。
イラン原油も関係しているようです。
さらに、アメリカのFOMCによる追加緩和が9月にも行われると観測されているため、なかなか原油価格は下落しづらい状況。
そう考えると、アメリカは原油は禁輸させて、金融緩和は自分たちのためにやる。
自分勝手に動いて、世界中の国を巻き込み過ぎな気もしますね。

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