2013 ILO世界の失業者数と失業率
ILO(国際労働機関) 雇用情勢報告書
- 2013年 失業者数:2億180万人(前年比490万人増)
- 2013年 失業率 :6%(横ばい)
日本やアメリカなど先進国の失業者は、ほぼ変わらず。
中国を含む東アジアや南アジアで失業が深刻化しており、失業者数の増加のほぼ半分を占めた。
若者層が深刻化
2013年の15~24歳の失業者は前年比70万人増の7450万人、失業率は13.1%と高い水準を維持。
地域別の若者の失業率は北アフリカと中東がそれぞれ29.4%、27.2%と最も高い。
欧州連合(EU)全域を含む先進国は全体で18.3%。
中南米だけが0.2%改善され、13.6%となった。
さらに、1日1.25ドル(約130円)未満の就業者が世界全体の11.9%に当たる約3億7500万人に上ると指摘。
2014年のILO予測では
- 2014年 失業者数:2億600万人(420万人増)
- 2014年 失業率 :6.1%(0.1%増)
ILOは、世界的に経済は成長しているものの労働不均衡を解消するほどではない。
としている。
また、このまま推移すれば2018年には世界の失業者が2億1500万人を超えると警告している。
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