ミクロ経済学「限界」

経済学では「限界」という概念があります。
正直、わかりづらいです。
「限界費用」、「限界効用」、「限界生産力」など経済学を勉強していくと多く登場します。

経済学でいう限界とは、「何かを追加的に1単位変化させた時に、それがどうなるか?」ということを意味しています。
1単位というのは、特に決まっていません。
1個かもしれませんし、100人かもしれません。
そのときに応じて考えやすい単にをひとまとめにして「1単位」と言っているだけです。

『労働の限界生産力』の場合、「労働力を1単位(例えば10人)、追加的に増やした時に、生産量がどのくらい増えるか?」ということです。
生産量が1000個増えたら、『労働の限界生産力』は1000個ということになります。

『限界費用』の場合は、「弁当屋さんで次の日からスタミナ弁当を追加的に1単位(例えば10個)増やして生産する。」
3000円多く生産費がかかったとします。
その時の『限界費用』は3000円ということです。

労働の限界生産力では、労働力を1単位増やしたとき、増えた生産量が『限界生産力』。
限界費用では、1単位増やしたとき、増えた生産費が『限界費用』です。

ようするに、
「今を基準にして、どう変化するのか?」
という点に注目してみよう!ってことです。

どうして、「限界」とかいっちゃうんでしょうか?
普段使う言葉の「限界」と意味が違いすぎて、馴染めないですね。
marginalの訳語で「限界」と言っているだけです。
marginalは「境界」とも訳せます。
「境界」と考えると、わかりやすくなるかもしれません。
何の境界かというと、「今の状態」と「1単位変化したときの状態」の境界です。

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  1. 2010年 9月 24日