ミクロ経済学「プライス・テイカー(価格受容者)」

完全競争市場では、それぞれの参加者(売り手・買い手)は、自らの行動が市場に影響を与えることができません。
そのため、自分で取引価格を決めることができないので、市場が決めた価格で取引することになります。
市場で決められた価格を受け入れて行動する参加者のことをプライス・テイカー(価格受容者)といいます。

なぜ、価格を受け入れることになってしまうのでしょうか?
例えば、欲しいスニーカーがあるとします。

例えば、企業がプライス・テイカーになる場合

お店Aでは1万円、お店B・C・Dでは9千円でスニーカーが売っていれば、お店B・C・Dのいずれかで購入しますよね。
そうなると、お店Aはお店B・C・Dの価格に合わせないと商品が売れません。
1店舗だけ、高い価格で販売してもお客さん(消費者)が来てくれないですよね。
結局、自分で価格が決められず、市場の価格に合わせることになりお店A(企業)はプライス・テイカーとなります。

例えば、消費者がプライス・テイカーになる場合

消費者も同じで、みんなが9千円で買っているスニーカーを消費者Aだけ5千円で購入することができませんね。
相場よりも安く買いたくて、お店に交渉しても9千円で買ってくれるお客さんが大勢いるならわざわざ消費者Aにだけ5千円で販売する必要がないですね。
結局、消費者Aも9千円で買うしかなく、プライス・テイカーとなります。

完全競争市場では、企業も消費者もプライス・テイカーとなります。

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  1. 2010年 9月 6日