ミクロ経済学「代替効果と所得効果」

代替効果は、所得は一定で価格が変化した場合、価格変化以前と同じ効用を保つためには、相対的に高くなった財を相対的に安くなった財に代える消費行動が必要となること。
例えば、商品A、Bがあった場合
商品Aが値下がりすると、商品Bは相対的に割高になります。
「割高な商品Bの替わりに、割安な商品Aを購入しよう!」となることを代替効果といいます。

所得効果とは、ある商品の価格が低下すると、実質所得が増え、その商品の購入力が高まること。
また、価格は不変でも、所得が増加(低下)すると、価格の低下(増加)時と同じように消費が増加(減少)すること。

例えば、
商品Aが100円から50円に値下がりすると、購入できる量が増える。所得が増えるのと同じですね。
商品Aの価格が変わらなくても、所得が増えると、商品Aを購入できる量が増えますね。
ってことです。

代替効果と所得効果はまったく別物です。
代替効果と所得効果の両方を考慮した場合の需要の変化は以下です。

上級財の場合は、
代替効果でも所得効果でも需要は増えます。

下級財の場合は、
代替効果で需要は増えます。
所得効果で需要は減ります。

代替効果と所得効果の両方で変化があった場合、
代替効果と所得効果どちらが強いのかによって需要が増えるのか減るのかが決まります。

  1. 代替効果の方が、所得効果よりも強ければ、需要は増えます。
  2. 所得効果の方が、代替効果よりも強ければ、需要は減ります。

2の方は、ギッフェン財です。

参考:三省堂 大辞林

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