なぜ日本人が山林を売ってしまうのか? 山林と農地の相続税

日本は国土の67%が森林となっていて自然に恵まれた国です。
中国が日本の山林を買い漁っている。
というのをよく耳にします。
水資源を狙っているのだそうです。

表に出てくるのは、北海道の一部のみ。
他は、外国におかれている私書箱のみのペーパーカンパニー名義で買われているケースもあります。
ペーパーカンパニーのほとんどが、元を辿っていくと、中国や香港の会社が大元になっているみたいです。

元々は日本人が所有していた山林。
なぜ、日本人が山林を売ってしまうのでしょうか?

原因のひとつは、山林の相続税の高さ。
山林を相続する際にかかる相続税は、最高で50%かかります。
財産を相続するのだから当然と思うかもしれません。
しかし、
農地にかかる相続税は、農業を続ける限りゼロなのです。

相続が発生すると、
「山林を売らないと、相続税が支払えない。」
という状況になってしまいます。
そこに、大金を積んで山林を買いたいという人間が現れれば売ってしまっても仕方ない。

山林を外国資本に売ってしまった日本人が悪いのではないのです。
結局、日本の制度が自分の首を絞めていることになっています。
一時的な税収のために、外国に土地が切り売りされてしまっているという現実があるのです。

他にも制度が問題になっています。
山林は、実質自由に売買ができる制度になっています。
農地は、自由に売買できないようになっており、自治体の許可制となっています。

2010年から多くのメディアで「山林が外国資本に買われている」取り上げられている問題ですね。
中国は水不足になるかもしれないし、もしくは、北京では日本人の1/15しか水が使えないという現実があるのかもしれない。
しかし、「水源が欲しいからほかの国の山林をペーパーカンパニーを使って買い漁る。」
というやり方には問題があるように感じます。
一部の中国人がやっていることとはいえ、中国に対して嫌な気持ちを持ってしまうやり方です。
また、日本政府の対応が見えてこないというのも驚きます。

ads:



  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。