国民年金の納付率過去最低43.4%に!

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国民年金の納付率が過去最低に

国民年金が納付金額が毎年高くなっていく一方で、2009年度の国民年金の納付率が過去最低になりました。
2009年度の国民年金保険料の納付率は59.98%と過去最低を更新。
1995年には、84.5%あった納付率。
年々納付率が下降しています。

また、国民年金の免除を含めると、実質納付率43.4%になりました。
2008年度の45.6%から2.2ポイント低下し、50%割れは4年連続。

年代別では、実質納付率が最も高いのは55~59歳で57.7%。
若くなるほど低くなり、20~24歳では学生納付特例などの猶予制度の影響もあって23.0%となっています。

2009年度末時点では、国民年金の加入者は1985万人で、うち全額免除者は335万人、猶予者は200万人。
納付時効の2年間滞納を続け、一切支払わなかった未納者は321万人。

国民年金 免除者数、免除割合、納付率、繰上げ率の推移 厚生労働省年金局

なぜ国民年金を払わないのだろうか?

若い世代になるほど「年金を払うだけ無駄」という意識がでてしまっているのかもしれません。
年金の支給が60歳から65歳になったということで、「自分たちがもらう年齢になったら70歳、75歳になっているのではないのか?」という不安。
そして、「消えた年金記録」年金記録問題。

「ねんきん特別便」などしていますが、片道郵送料だけで76億円かかっているそうです。
全員が返信しないにしても軽く100億円は超えてしまいます。
「自分ひとりくらい払わなくてもいいのではないか?」
と感じてしまっても不思議ではないですね。

年金記録問題は、発覚から早いもので、3年が過ぎました。
今になって、「消えた年金」の記録訂正業務の押しつけ合いも始まっています。
年金記録確認第三者委員会の10年度の人件費や旅費などの経費は126億円に上るそうです。

経済的に国民年金を納付できるのに未納の方の気持ちもわかるような気がします。(義務だとしてもね)
「払わない」のではなくて、「払いたくない」気持ちになってしまっても仕方ないのではないでしょうか。。。

年金記録確認第三者委員会とは

年金記録問題で、国に記録がなく、受給者にも領収書などの証拠がない場合に年金支給の可否を判断する組織。2007年の設置当時の安倍政権が、年金記録問題を起こした社会保険庁では国民の信頼が得られないとして、総務省に設置した。

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