戦後破綻した生命保険会社
まず、戦後初めて破綻した生命保険会社。
1997年4月 日産生命 破綻
債務超過3029億円
過剰投資と緩慢な経営で会社が傾き、大幅な利回りの低下が原因。
その後、5年間で合計7社が経営破たんした。
- 1999年 東邦生命(6500億円)
- 2000年 第百生命(3177億円)
- 2000年 大正生命(365億円)
- 2000年 千代田生命(5950億円)
- 2000年 協栄生命(6895億円)
- 2001年 東京生命(731億円)
※カッコ内は債務超過額
破綻した生命保険会社は、その後外資が受け皿となった。
破綻した会社の受け皿になった生命保険会社
日産生命 → プルデンシャル生命
東邦生命 → AIGエジソン生命
第百生命 → マニュライフ生命
大正生命 → プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命
千代田生命 → AIGスター生命
協栄生命 → ジブラルタ生命
東京生命 → T&Dフィナンシャル生命
生命保険会社が倒産しても、契約は他の保険会社が引き受け、契約は維持されるよう、保険契約者保護機構という政府のセーフティーネットでつくられている。
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