カテゴリー : 保険の基礎知識

遺族共済年金とは

遺族共済年金とは

共済年金に加入している公務員が亡くなった場合退職共済年金を受けている人が死亡した場合などに、遺族に支払われる年金です。
遺族基礎年金に上乗せして支給されます。
遺族共済年金には共済独自の職域加算額が加算されます。
共済年金は公務員が加入する年金です。

遺族共済年金の受給条件

受けられる条件などは遺族厚生年金と同じです。

  1. 共済年金に加入している間に死亡した時や病気やケガで初診より5年以内に死亡した場合
  2. 1級障害、2級生涯厚生年金を受けている人が死んだ場合
  3. 3級の障害年金を受けている人が、3級の同一病名で死亡した場合
  4. 老齢共済年金を受けている人や受給資格のある人が死亡した場合

遺族共済年金支給額目安

退職年金を受給している者が死亡した場合
退職年金の額×概ね6割程度

特例による退職共済年金(部分支給)を受給している者が死亡した場合
退職共済年金の額×3/4

特例による退職共済年金(全額支給)を受給している者が死亡した場合
退職共済年金の額×概ね6割程度

65歳からの退職共済年金を受給している者が死亡した場合
退職共済年金の額×3/4


保険の基本「遺族年金」

遺族厚生年金とは

遺族厚生年金とは

厚生年金に加入している会社員等が亡くなった場合、その遺族に対して、遺族基礎年金に上乗せして支給されるものです。

遺族厚生年金の支給額

年金額は報酬比例部分(老齢厚生年金)の4分の3
報酬比例部分は個人により異なります。それぞれ人によって違います。
厚生年金の加入月数と給与の平均により、金額が異なるため年金額も違います。

遺族厚生年金の受給条件

  1. 厚生年金に加入している間に死亡した時や病気やケガで初診より5年以内に死亡した場合
  2. 1級障害、2級生涯厚生年金を受けている人が死んだ場合
  3. 3級の障害年金を受けている人が、3級の同一病名で死亡した場合
  4. 老齢厚生年金を受けている人や受給資格のある人が死亡した場合

※「遺族」とは、死亡した厚生年金加入者と一緒に生活をしていた家族をさします。

遺族厚生年金が支給される優先順位

  1. 配偶者(妻、18歳未満の子ども(障害ありの場合は20歳未満)配偶者(夫)は55歳以上。
  2. 55歳以上の父母
  3. 孫(障害ありの場合は20歳未満)
  4. 55歳以上の祖父母

保険の基本「遺族年金」

寡婦年金とは

寡婦年金とは、国民年金(第1号被保険者)の年金期間を持つ夫が死亡した場合、要件を満たせば妻に対して年金が支給されるというものです。

寡婦年金の支給期間

妻が60歳~65歳になるまでの月まで寡婦年金が支給されます。
妻が60歳以上の場合は、夫が死亡した月の翌日から寡婦年金が支給されます。

寡婦年金の支給額

死亡日の属する月の前月までの第一号被保険者(任意加入被保険者を含む)としての被保険者期間に係る死亡日の前日における保険料納付済期間と保険料免除期間を基礎にして、老齢基礎年金の例によって計算した額の4分の3に相当する額
※老齢基礎年金とは、25年以上、国民年金保険料を払ってきた人が、65歳から受け取れる終身年金のことです。

注意すべき点

老齢基礎年金の繰上げ支給してもらうことにすると、寡婦年金は支給停止となります。
婚姻すると、寡婦年金が支給停止となります。

老齢基礎年金を繰り上げ支給してもらうと、金額が減る以外にも寡婦年金が受け取れないというリスクもありますので、ご注意ください。


保険の基本「遺族年金」

遺族基礎年金(国民年金)とは

それでは、まず、遺族基礎年金(国民年金)とはどのような内容かみていきましょう。

遺族基礎年金(国民年金)は、国民年金の加入者が死亡した場合に、その方によって生計を維持されていた「子がいる妻」または「子」が受けられます。
「子供がいない妻のみ」の場合は、遺族基礎年金が支給されません。

遺族基礎年金(国民年金)

遺族基礎年金は、国民年金の加入者が死亡した場合に、その方によって生計を維持されていた「子がいる妻」または「子」が受けられます。

子とは

  1. 18歳になる年度末がきていない。そして婚姻していない。
  2. 1級か2級の障がいの状態にある子は、20歳未満で婚姻をしていない

遺族基礎年金の年金額 (平成22年度価格)
遺族基礎年金の年金額 = 792,100円

●子のある妻に支給される遺族基礎年金の額 表

子の数 基本額 加算額 合計(年額)
1人のとき 792,100円 227,900円 1,020,000円
2人のとき 792,100円 455,800円 1,247,900円
3人のとき 792,100円

455,800円
+75,900円

1,323,800円

●子に支給される遺族基礎年金の額 表

子の数 基本額 加算額 合計
1人のとき 792,100円 792,100円
2人のとき 792,100円 227,900円 1,020,000円
3人のとき 792,100円 303,800円 1,095,900円

※遺族厚生年金も受けられるときは、遺族基礎年金に上乗せして支給されます。

子供がいない自営業の妻は保険を多めに!

国民年金加入の夫を持つ子供がいない妻は、遺族基礎年金がもらえません。
夫の国民年金の加入期間などに応じた死亡一時金をもらうか、条件が合えば妻自身が60~64歳のあいだ寡婦年金を受け取るかのどちらかになります。
子供がいても自営業者などの国民年金加入者は遺族年金が少ないため、民間保険の死亡保障は多めに加入しておく必要がありそうです。


保険の基本「遺族年金」

保険の基本「遺族年金」

公的年金に加入していると遺族年金が支給されます。
遺族年金は、死亡したときに残された妻や子に支払われる年金です。

遺族年金には、

という種類があります。

あなたがどの公的年金に加入しているかによって、遺族年金の支給額が違います。
なので、生命保険に加入する前に、万が一があった場合、どのくらいの遺族年金が支給されるのか?把握しておきましょう。
そうすれば、無駄なく必要な分だけ保険に加入することができますね。

死亡保障の保険は、残される家族が生活に困らないだけの金額=必要保障額を考えて加入するのが基本です。
子供がいる場合、教育費も含めて必要保障額を考えておきましょう。

経済学『逆選抜(逆選択、逆淘汰)』保険・中古車市場

いきなり、逆選抜(逆選択、逆淘汰)ってなんだよ??
っていう感じですけど、逆選抜(逆選択、逆淘汰)って考えていけばいくほど楽しいですよ。(たぶん)
こんな考え方もあるんだね。ってくらいでちょっと経済の勉強してみませんか?

経済学でいう逆選抜は、情報の非対称性が存在する(売り手と買い手が保持している情報量に格差がある)状況において発生する現象。
で?って感じですが、

例えば、中古車市場。

売り手より買い手の方が情報が少ない例

中古車を売りたい業者(売り手)には、「優良な中古車A」と「劣悪な中古車B」の情報が多くある。
中古車Aを買いたい個人(買い手)には、車の基本情報しかない(スペックや価格など)。
情報をたくさんもっている売り手は、買い手の無知につけこむことができてしまいます。
「中古車A」を買いに来た買い手に、売り手は早く売ってしまいたい「劣悪な中古車B」をすすめる。

そういったことが繰り返されると、中古車市場には劣悪な中古車ばかりが出回ってしまいます。
買い手は、優良な中古車を選択したくても、結果としては逆の劣悪な中古車を選択してしまうことになります。
これを「隠された情報」といいます。

中古車市場に限らず、多くの場合は、買い手よりも売り手の方が情報が少ないですね。
この売り手に偏った情報を改善させるために、国や地方公共団体・消費者団体などの第三者機関の存在があります。

買い手より売り手の方が情報が少ない例

売り手ばかりが有利ではなく、逆選抜という言葉の始まりになった(らしい)保険市場。
保険市場では、売り手の保険会社より、買い手(例えばあなたや私)の方が情報を持っています。
保険会社よりも、自分の健康状態がわかっているのは当然ですよね。
保険金をもらえる確率が高い人(不健康な人)は、得しそうだから保険に加入したい。
保険金をもらえる確立が低い人(健康的な人)は、損しそうだから保険に加入したくない。

保険会社は、逆ですね。
保険金を支払う確立の高い人には、なるべく保険に加入して欲しくない。
保険金を支払う確立の低い人に、保険に加入して欲しい。
これも、ビジネスですので当然ですよね。

ただ、情報は買い手が優位な状態にありますので、保険会社は想定以上に不健康な人を保険に加入させてしまうことになります。
これにより、保険金を支払う確立の低い人に加入してもらいたいのに、保険金を支払う確立の高い人ばかり加入させてしまう選抜をしてしまう。

逆選抜を避けるために、病院で健康状態を診断してから保険に加入させたり、健康にリスクのない生活を送っているか?というチェックはしていますが、完璧じゃないですよね。

なので、保険会社は対策として
企業などの団体に対して保険への加入してもらったり、自ら保険を勧誘に行き、逆選抜になる確立を低くしたりしています。
(自分から保険に加入しに来る人は、逆選抜になってしまう可能性が高い)

貯蓄を兼ねた保険の種類

貯蓄を兼ねた保険は、保険期間中は保障があり、一定の年齢や保険料払込後に最初に契約したお金が受け取れる保険です。

将来必要になる教育費や老後資金などを貯めるのに適した保険が多くあります。

主な種類としては

養老保険

保険期間が決まっていて、期間中に死亡すると死亡保険金が受け取れます。
保障期間終了まで何事もなかった場合、満期金が受け取れます。
死亡しても、生きて満期を迎えてもまとまったお金が入るというのが、養老保険の特徴です。

個人年金保険

契約時に定めた年齢から年金が受け取れます。
年金受け取り前に死亡すると、死亡給付金が受け取れます。

学資保険

子供の入学や進学に合わせて一定の金額が受け取れます。
契約者死亡後は行こうの保険料が免除されます。


  1. 死亡保障の保険
  2. 医療保障の保険
  3. 貯蓄を兼ねた保険

医療保障の保険の主な種類

医療保障の保険は、被保険者が病気や怪我で医療費がかかる場合などに給付金や保険金が支払われる保険です。

ガンや3大疾病など、特定の病気に絞った保険もあります。

主な種類としては

医療保険

入院、手術に対して、給付金が受け取れます。
商品によりさまざまな医療保障がセットされています。

ガン保険

ガンと診断されると、一時金が受け取れます。
ガンで入院・手術をしたときなどに給付金が受け取れます。

3大疾病保障保険

ガン・急性心筋梗塞・脳卒中で保険会社が定める所定の状態になると3大疾病保険金を受け取れます。

医療保障の保険は、保険によって、保険金がもらえる条件が細かく違います。
自分の加入している保険は、どのような条件で保険金がもらえるのか?
しっかりと保険約款(やっかん)を確認しておきましょう。
これから、保険に加入する方は、保険会社の方に詳しく教えてもらい、注意すべき点などをしっかり確認してから保険に加入するようにしましょう。


  1. 死亡保障の保険
  2. 医療保障の保険
  3. 貯蓄を兼ねた保険

死亡保障の保険の主な種類

死亡保障の保険は、被保険者が死亡・高度障害時に保険金が支払われる保険です。

主な種類としては

定期保険

保険期間が決まっています。
その期間中に被保険者が死亡・高度障害になったときに保険金が受け取れます。

終身保険

定期保険のように機関は決まっていません。
保険期間は保険に加入してから一生涯続きます。
被保険者が死亡・高度障害になったときに、保険金を受け取れます。
保険料は、定期保険と比べると高くなります。

収入保障保険

契約した保険期間中に死亡・高度障害になると、満期まで保険金を分割して受け取れます。


  1. 死亡保障の保険
  2. 医療保障の保険
  3. 貯蓄を兼ねた保険

生命保険の種類

  1. 死亡保障の保険
  2. 医療保障の保険
  3. 貯蓄を兼ねた保険

死亡保障の保険とは

被保険者が死亡・高度障害時に保険金が支払われる保険です。

医療保障の保険とは

被保険者が病気や怪我で医療費がかかる場合などに給付金や保険金が支払われる保険です。

貯蓄を兼ねた保険とは

保険期間中は保障があり、一定の年齢や保険料払込後に最初に契約したお金が受け取れる保険です。

「保険に加入した人」のことを「被保険者」といいます。

死亡保障の保険・医療保障の保険・貯蓄を兼ねた保険はさらに保険の種類が分かれます。
たくさんありすぎますね。
ですが、選択肢が多いとも考えれますね。
保険の知識を身につければ、自分に適した保険を組み合わせて無駄なお金を払わないようにできる可能性が高くなります。

保険は、人生の中でマイホームの次に高い買い物です。