カテゴリー : 先物取引

店頭FX 申告分離課税に変更されます

2011年6月に、2011年度税制改正修正法が可決、成立しました。
これによって、店頭取引FXが2012年1月から申告分離課税に変更されます。
くりっく365と同じになりました。

これまでは、店頭取引は、課税所得の合計額が大きくなれば、税率が高くなる「総合課税」でした。
この税制改正の適用で、申告分離課税では、利益に対して税率が一律20%となります。
この税率に関しては、個人個人で、得にも損にもなりますね。
330万円以上稼ぎがあった方にとっては、得ですね。

税制改正のメリットは

  1. 取引所における先物取引等と損益通算が可能
  2. 損失の繰越控除が3年間可能

となったところです。

取引所における先物取引等と損益通算が可能

損益通算とは、各種所得にて発生した損失をその他の所得と合算し、控除できること。
取引所における先物取引等と通算が可能になります。
これまでは、店頭FX同士でしか損益通算できませんでした。
(「先物取引に係る雑所得等の課税の特例(租税特別措置法第41条の14)」の適用対象)

損失の繰越控除が3年間可能

店頭FXにおける通年で損失がでた場合、その翌年3年間にわたって、取引所先物取引等で発生した利益から損失額を控除することができます。
損失の繰越控除を受けるには、損失の金額が生じた年分は確定申告をする必要があります。
また、3年間きっちり繰越控除するなら、必ず継続して3年間、確定申告しなくてはいけません。
途中で、1年分の確定申告をしなければ、損失を繰り越せません。

金の価格はどうやって決まる?

最近は、金の価格が最高値を更新し続けています。
8月2日も1トロイオンスあたり1644.5ドルとなりました。

この「金」の価格はどうやって決まるのでしょうか?

昔から「有事の金買い」などと言われます。
有事が起これば、普遍的な価値を持つ国際商品である「金」の需要が増え、価格が上昇するという言葉。
また、世界一の金産出国である南アフリカで政情不安や戦争があり、生産や流通が止まってしまえば、供給が減り金価格は上昇します。

今は、まさに「有事」
米景気の先行き不透明感、米国債の格下げ懸念、資金の逃避先が原因となって「金」価格が上昇していると見られます。

これらの有事以前から、ずっと金価格は値上がりを続けています。
それは、先進国からの需要も大きく、特に中国は、大量に金を買っています。
中国の方は、装飾品に金を使うのが好きなのだそうです。

また、ハイテク機器には微量ですが金が使われています。
それらの需要も増えています。

その結果、2006年初めには1トロイオンス600ドル程度だった金価格は、現在1600ドルを超えました。
わずか、5年間で1000ドルも上昇したのです。

ニューヨーク金価格チャート

ニューヨーク金価格チャート

ものスゴイ右肩上がりですね。

ちなみに、日本の金価格は、2006年に2000円程度だったのが、現在4000円を超えています。

日本 金価格チャート

日本 金価格チャート

上の2つのチャートを比べてみると、
ニューヨークの金価格の上昇よりも日本の金価格の上昇の方が緩やかになっていますね。

これは、金には「国際金価格」と「国内金価格」があるためです。
国際金価格は、1トロイオンス(31.1035g)当たりのアメリカドル建てで決められています。
国際金価格を、円換算にしたのが国内金価格です。
国内金価格は、1g当たり円建てで、東京工業品取引所で取引されています。
換算基準が、アメリカドルなので、為替レートが大きく影響します。
大雑把にいうと、円高になれば、国内金価格は下落し、円安になれば、国内金価格は上昇していきます。

今は、日本円が77円程度と、戦後最高値に迫る円高水準です。
そのため、ニューヨークの金価格の上昇分を円高で吸収している分、国内金価格の上昇が緩やかになっています。

天然ゴムの価格上昇。1セント上昇すると?

天然ゴムの価格上昇でタイヤ大手の利益が圧迫。

天然ゴムの価格上昇は
・中国のタイヤ需要が拡大。
・タイの天候不順でゴムの供給が減少。
が重なっていることが原因。

天然ゴムの国際的指標であるシンガポール先物RSS3は、2010年7月下旬から上昇している。

天然ゴム rss3 チャート

天然ゴム rss3 チャート 週足


シンガポールゴムRSS3 サンワード貿易株式会社

天然ゴムの価格が1セント上昇すると
ブリヂストン:8億円
住友ゴム:2億円強
減益要因になる。

タイヤメーカーの業績に影響するのは3カ月程度遅れるため、今後天然ゴムの価格が上昇した分が効いてくる。